こちらの記事では、
プチ断食(16時間断食)中に“バターコーヒーは飲んでもいいのか問題”について解説していきます。
バターコーヒーの栄養や魅力、ダイエット効果、そしてダイエット中に飲む時の注意点なんかについてもお伝えしてるので、
- バターコーヒーのダイエット効果が知りたい
- 16時間断食中のバターコーヒーの正しい取り入れ方が知りたい
そんな人はぜひ今回の記事も最後まで見て参考にしてください。
- バターコーヒーとは?
- バターコーヒーの栄養、カロリー、ダイエット効果
- プチ断食中にバターコーヒーは飲んでも良いのか問題の結論
- 断食中に飲む際の注意点と工夫方法
上記の内容を、情報盛りだくさんでお伝えしていきます。
16時間断食に最適!?バターコーヒーとは?
まずは「16時間断食中にバターコーヒーを飲んで良いのか?」の結論からお伝えするなら、個人的にはあまりオススメしません。
バターコーヒーにはダイエット効果はあるものの、16時間断食では控えた方が良いと思いますので、その理由を深堀りしてお伝えしていきます。
この記事を“最後まで”見てもらう事で納得できると思いますので、勉強になると思って、是非このまま読み進めて頂けたら幸いです。
そもそもバターコーヒーってなに?
バターコーヒーに関しては知ってる人も多いかと思いますが、いちおう簡単な説明をするとすれば、、、
バターコーヒーは名前の通り、バターを入れたコーヒーの事……。
そんな事わかるわいっ!!と突っ込み入れたくなる回答ですね……スイマセン。
ただし、コーヒーと言っても、ブラックコーヒー。
バターはグラスフェッドという、牧草を食べている牛さんのバター。
そこに、いつもオススメしている、MCTオイルを混ぜる飲み物が、バターコーヒーです。
まとめると、
- ブラックコーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
上記の3つを入れ、しっかりと撹拌して混ぜて作られた飲み物がバターコーヒーです。
バターコーヒーのバターやMCTオイルの量はどのくらい入れるの??
バターコーヒーの材料は上記に書いた通りシンプルなのですが、大切なのは分量です。
グラスフェッドバターの量やMCTオイルの量は個人の好みによって変わってくることもあり、これが最適!!と言える的確な分量は示せませんが、、
- グラスフェッドバターを、大さじ1〜2杯くらい
- MCTオイルを大さじ1〜2杯くらい
これぐらいをブラックコーヒーに入れて作るのが、一般的なバターコーヒーの作り方です。
大さじ1〜2って大きく違いますが……、ニュアンスで汲み取っていただけたらと思います…。
- ブラックコーヒー
- グラスフェッドバター(大さじ1〜2杯)
- MCTオイル(大さじ1〜2杯)
上記の“3つをしっかり撹拌”して混ぜたらバターコーヒーの完成。
では、そんなバターコーヒーにはどんな栄養があって、どんなダイエット効果があるのか?少し解説していきます。
これを知ったほうがプチ断食中(16時間断食中)に使うかどうかの判断がしやすくなるので、注目です!
バターコーヒーの栄養やダイエット効果が凄い
バターコーヒーをダイエットに取り入れるメリットは凄く大きいですが、細かく言うと長くなってしまいますので、簡単にお伝えしていきます。
ダイエットの強い味方!?バターコーヒーで“空腹感”が抑えられる
バターコーヒーはバターを入れるので香りも良く、味が美味しいのは言うまでもないのですが、
何より、飲み物なのに腹持ちが良く空腹感がなくなる事が、ダイエットにおいて最強の武器になります。
これがダイエット時におけるバターコーヒーの素晴らしい効果なんです。
痩せるための減量ダイエットで一番重要なのは、やはり食欲のコントロール。
気合いや意志力だけでは難しい食べ物への渇望が、バターコーヒーを飲むだけで抑えやすくなり、食欲のコントロールがしやすくなります。
MCTオイル単体でも脳へのエネルギー補給が出来るため、空腹感がおさまって食欲は落ち着いてきますが、
バターの香りがあることで深みが増し、嗅覚刺激もしっかりあるため、MCTオイルだけよりも満足度が高くなりやすいことが挙げられます。
しかも、「バター × MCTオイル」なので、カロリーもしっかりとれて、物理的にも腹持ちがメチャクチャ良いです。
下手な食べ物より栄養が摂れる!?バターコーヒーの脂溶性ビタミンに注目
バターコーヒーのメリットは空腹感を抑えるだけではなく、栄養が豊富に含まれているのも魅力でありメリットの1つです。
ダイエット方法にもよりますが、
16時間断食で減量ダイエットをしていると、気付かないうちに栄養が不足しやすくなってしまうことがあります。
しかし、バターには“少量のタンパク質”や“ビタミン”も含まれているため、食事で足りない栄養を補うこともできます。
特にありがたいのが、バターに含まれている脂溶性のビタミンD.E.K.Aです。
野菜だけでは摂りにくい脂溶性ビタミンが豊富に含まれているため、ダイエット中の栄養補給としても活躍してくれます。
バターコーヒーは太らない!?脂肪燃焼が促される
更に!!
バターコーヒーで使うグラスフェッドバターには、良質な脂質である“オメガ3脂肪酸”なども含まれているため、代謝も良くなり健康的。
「シリコンバレー式の完全無欠ダイエット」では、一食分をバターコーヒーに置き換えるというダイエット方法でしたが、これで痩せたと言う人も現実にたくさん見てきました。
バターコーヒーは、バターとMCTオイルを入れているのでカロリー量は凄くありますが、それを上回るダイエット効果に期待できます。
バターコーヒーのカロリー量はどのくらい??
例えば、ブラックコーヒーに、グラスフェッドバターを大さじ一杯と、MCTオイルを大さじ一杯くらい入れて作る飲み方ですと、
だいたい、250〜300kcalくらいになります。
もちろん、もし濃厚な風味の方が好きな人で、バターとMCTの量を増やせば、それに比例してカロリー量は高くなり、
バターとMCTを、大さじ二杯ずつくらい入れたら、約500kcalくらいになります。
大さじ2杯ずつで500kcal……なかなかの量ですよね……。
しかし、仮に2杯ずつ入れたバターコーヒーのカロリー量が500kcalくらいだとしても、朝食1回分ていどです。
ん??朝食1回分なら、置き換える必要ないんじゃないの……??って思いますよね。でも、置き換え意味はあります!!
高カロリーのバターコーヒーがダイエットに良い理由
バターコーヒーと普通の朝食とでは、同じカロリー量であったとしても、カロリーの質が全然違います。
朝食は、タンパク質や糖質、脂質、様々な栄養を摂取出来るのですが、
バターコーヒーは、“ほとんど脂質”で構成されていて、脂質の塊なのがダイエット効果を高めてくれるのです。
MCTオイルは脂肪になりにくくエネルギー変換しやすい
いつもお伝えさせてもらっているように、MCTオイルは中鎖脂肪酸で、
脂肪になりにくく、すぐにエネルギー変換されて、ケトーシス状態にもっていきやすいオイルです。
はい!要はMCTオイルは脂肪燃焼を促す効果もあるんで、ダイエットにはかなり使えるオイルとなんですね!
バターは脂質の塊!?ケトーシス状態を促す
そしてバターですが、これもほとんどが脂質の塊で、
だいたい8割くらいが脂質、脂肪で、残りの2割くらいに、水分と乳糖、カゼインなどのタンパク質とかが入っている感じです。
と言うことは、糖質がほとんど入っていないため、バターコーヒーで得たカロリーは脂肪として蓄えにくく、
ケトーシス状態(脂質代謝が亢進されている状態)になるため、エネルギーとして利用しやすいカロリーと言うことになります。
なので、バターとMCTオイルは、ある一定の断食時間が経過している時であれば、朝ごはんの代わりに飲むと、脂質代謝が亢進して脂肪燃焼しやすい状態に身体は働くのです。
細々言って分かりにくかったかもしれないので、1言でいうと……、
バターコーヒーを朝食代わりに飲む事で、脂肪燃焼が促されやすい状態になる!!って事なんです。
バターコーヒーをダイエットに取り入れる注意点
バターコーヒーをダイエットに取り入れるメリットを説明してきましたが、注意点があります。
それが、糖質です。
バターコーヒーのカロリー量は高いかましれませんが、そこで一緒に糖質が含まれたものさえ摂らなければ、
体内を巡っている脂質はそのままエネルギーとして利用されやすくなるので問題ありません。
糖質を一緒に摂らなければ……
ここ重要なので、再度お伝えします。
“一緒に糖質を摂らなければ”、
バターコーヒーを飲んだ後に、“糖質”をたくさん摂らなければ、、!!
脂肪として蓄積されにくく、体脂肪が分解されやすくなって疲れにくい身体になるのです。
しかも、はじめにお伝えした通り、
バターコーヒーは腹持ちも良いので、食欲の暴走もある程度は抑えることができます。
バターコーヒーを飲んだら、お昼ご飯で爆食いしなくても良いくらい、満足度があります。
カロリーはあれど、注意点はあれど、バターコーヒーは使い方を間違えなければ、痩せるためのダイエット効果にもかなり期待できると言うことです。
バターコーヒー以外の16時間断食中の飲み物についても解説してるので、参考にしてみてください。↓
バターコーヒーを取り入れるなら、昼食時は低糖質がオススメ
糖質を同時に摂取するのは控えた方がいいですが、その後の昼食時の糖質量にも注意は必要です。
バターコーヒーは、バターとMCTオイルの両方で、バターには長鎖脂肪酸も入っていてカロリー量もかなり高くなってしまうため、
朝にこのバターコーヒーを飲んだら、お昼時の食事は低糖質にした方が良いです。
バターコーヒーを朝食に置き換えるメリットまとめ
バターコーヒーがダイエットに良い理由をかんたんにまとめます。
- 食欲の抑制効果
- ケトン体生成の亢進(脂肪燃焼)
- 脂溶性のビタミン摂取
- 少量のタンパク質摂取
他にも、バターは“短鎖脂肪酸”といって、
腸内のエネルギーになる脂肪酸も一緒に含まれているので、腸も元気になり腸活にも最適です。
しかも、“グラスフェッドバター”には、
共役リノール酸や、オメガ3脂肪酸という良質な脂質も入ってるため、脳の働きにも良く、身体全体の代謝も良くなります。
こう考えるとメリットだらけなので、朝食の置き換えとしてダイエットに取り入れるのはメチャクチャ良いですよね。じゃあ、16時間断食ダイエットではどうなのか?ここから、再度結論をお伝えしていきます。
“16時間断食中”にバターコーヒーを飲んでも良いのか問題
長くなりましたが、ここで16時間断食中にバターコーヒーを飲んでも良いのか問題の結論をお伝えします。
結論……
あまりオススメしない…。
使うなら工夫しましょう……。
ここまでイイこと言ったけど、16時間断食ではオススメしません。少しだけ深堀りしてお伝えします。
バターコーヒーをダイエットに取り入れるメリットはたくさんありますし、固形物でもなく、飲んだらダメという訳ではないですが、
バターには少なからず乳糖やカゼインと言われるタンパク質が入っています。
また、バターには長鎖脂肪酸も入ってて栄養豊富がなのですが、栄養が豊富だからこそ、体内に入れると消化酵素もたくさん使わないといけなくなります。
16時間断食と言えど、断食の目的の1つは消化酵素をできるだけ浪費しないことが挙げられますので、
断食の効果をふんだんに活かすなら、消化酵素をたくさん使ってしまうバターはオススメ出来ないということです。
バターコーヒーより『ギーコーヒー』がオススメ
もし16時間断食中にバターコーヒーを飲むのであれば、バターではなく、『ギー/Ghee』にしましょう。
ギーにする方が味も濃厚になり、水分やタンパク質が取り除けて99%以上が脂質になるので、
16時間断食中に使うなら、バターではなくギーがオススメです。
ひと手間かかってしまいますが、ギーの方が水分も飛んで消費期限的にも長持ちしますよ。
プチ断食は12時間〜16時間ていどの半日断食なので、例え少量だとしても、断食時間中はタンパク質や糖は摂らず、消化酵素の働きを適度に抑えながらにやった方が良いですね。
以上、16時間断食中にバターコーヒーを飲んでもいいのかどうかの結論だったのですが、
もう1つだけ、余談として最後にお伝えしたい事があります。
16時間断食とバターコーヒー番外編“MCTオイルだけで良い!?”
ここまでお伝えさせてもらったのですが、もしもの話で、もし、、、
- お昼時に糖質をたくさん摂りたい
- バターコーヒーのカロリーの多さが気になる
- グラスフェッドバターの値段が高いと思う
上記のような事を少しでも思ったら、
痩せるためのダイエットで、特に16時間のプチ断食ダイエットしたいのであれば、正直言うとMCTオイルだけで充分です。
むしろ、断食時間は消化酵素の働きも抑えときたいので、MCTオイル単体のほうが、個人的にはオススメです。
バターの香りが欲しいとか、香りと共に味わってゆっくり飲みたいとか、オメガ3とか、脂溶性ビタミンの栄養がほしいと言う気持ちなら別ですが、
もしそう言う感じでもなく、ただ痩せるためのダイエットとしてバターコーヒーを取り入れたいと考えるなら、
わざわざ高級なグラスフェッドバターを入れなくても、オメガ3脂肪酸などは“食事”で摂るようにすればいいです。
- 空腹感が抑えられる
- ケトーシス状態にもっていく
- 集中力を高める
このような効果は、いつもYou Tubeでお伝えさせてもらっているように、MCTオイルだけで充分効果が得られます。
むしろ、これはMCTオイルありきの効果なんで、バターコーヒーでなくても、MCTオイルだけで事足りると思います。
むしろバターを入れない方が、カロリー的にもだいぶ少なくなりますし、MCTオイルはリパーゼなどの消化酵素もほとんど必要ないうえに、カルニチンも不要ないので、消化吸収のための働きがスムーズで身体も楽です。
しかも、長鎖脂肪酸も入ってないからこそ、それによってお昼時の食事も気軽にしやすいと思うので、MCTオイルのみで全然問題ないと、個人的には思います。
グラスフェッドのバター代は、お昼時や間食、夜ご飯で、良い食材のために、使いましょう。と言うのが、個人的な感想です。
値段の事も考えると、毎日バターコーヒーを飲むのではなくて、“たまにの贅沢”として飲むのがオススメです。
そんな提案をさせてもらって、今回は終わります。
最後まで見て頂き、ありがとうございます。
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