今回は食事の内容や食事時間を変えることで低血糖を招くことについての内容です。
- 糖質やカロリー制限などの食事制限ダイエット
- ファスティング(断食)
- プチ断食
などをしている時に『眠気』や『脱力感』を感じたことがあったり、
『頭痛』や『目眩』症状に襲われたりした事はないでしょうか?
断食やダイエットは健康になるためにも役立つ方法ですが、
それによって今までと食事の仕方(食事量や食べる時間)を変えてしまうことが理由で、やり方や人によっては低血糖状態になってしまう場合もありますので、
断食やダイエットと低血糖の関係について知りたい人はぜひ参考にしてもらえたらと思います。
断食やダイエットで低血糖なることもある!?原因や症状、対策方法について
断食も数々のダイエット方法も、自分の見た目や健康のために行っている人も多いですが、
それが低血糖症状の原因にもなってしまうことあるため、そうならないように『低血糖についての簡単な理解』と『対策方法』を知っておくことも必要です。
そもそも低血糖になる原因ってなに?
低血糖になる原因としては、
- 極端な食事制限(食事時間の調整も含む)
- 過剰な運動(ハードトレーニング)
- 高血圧薬などの薬の効き過ぎ
などによっても引き起こされます。
ダイエットによる食事制限が原因にもなる
食事を制限することによって、食事から摂取する糖の量が少ないことが原因になってしまい、それが低血糖状態に繋がります。
ダイエット中でもエネルギーとなる炭水化物の摂取は必須で、プチ断食でも食事の際は炭水化物はしっかり食べる方が良いです。
激しい運動でも低血糖になる
ハードトレーニングの場合は運動によってエネルギー(糖)を使い果たしてしまうことが原因となってしまいます。
いつもより激しめの運動やハードトレーニングをする場合は、運動前にエネルギー不足にならないように、
食事によって糖分もしっかり摂取する事が大切です。
リーンゲインズなどのプチ断食でも、運動する日は炭水化物多めの食事を推奨しています。
薬の作用によっても低血糖になる
糖尿病の薬などは血糖値を下げる働きがあるため、薬を多く服用していたり効きすぎたりして血液中の糖(エネルギー)が不足してしまいます。
薬は規定量をしっかりと守り、服用中は食事をしっかり摂って運動もやり過ぎないようにする事が必要です。
などと、原因はいろいろありますが、どれも同じで、
エネルギーがないと脳や身体の機能は正常に働く事が困難になってしまうため、それに伴って様々な症状があらわれます。
低血糖による症状について
『プチ断食と頭痛の関係』については以前もお伝えさせていただきましたが、
血糖値って70~110㎎/dl(ミリグラムパーデシリットル)の範囲内が正常と言われ、
数値がそれよりも低下して、身体が低血糖状態になると『頭痛』になることはもちろん、
- ボーッとしてしまう
- 身体がダルく感じる(脱力感)
- あくびの回数が増える
- フラフラする
- 暑くないのに発汗する(冷や汗)
- 不安を感じる(ネガティブになる)
- 動悸がする
- 手の震え
さらにひどくなると、
- 吐き気
- 目眩
- 頭痛
- キツイ痙攣
- 視界が悪くなる
- 思考困難
最悪の場合、
- 意識消失(昏睡)
と、言うような症状に襲われる可能性がある恐ろしい状態です。
元々病気でもなく普通に健康体であれば、
- 準備食回復食をしっかり行った1日ファスティング
- 簡単なプチ断食
- 軽い食事制限
など、
この程度くらいでは、軽度な症状(眠いとか怠い)と言うような症状は出たとしても、なかなかひどい症状にはなりにくいです!
しかし、
慣れないうちに極端なダイエット方法や3日間『水だけ断食』とかをしてしまうと、頭痛などの少しキツめの『低血糖症』が出てしまう場合もあるので注意が必要です。
ダイエットや断食で低血糖になるのはなぜ?
これはもう原因のところを見たらなんとなく分かるかと思いますが、
- ダイエットや断食によって食事量が減って栄養不足となる
- 食事をしない時間が長すぎてエネルギー不足や栄養不足となる
- 血糖値の乱高下がキツく、インスリンの過剰な働きによって低血糖になる
- アドレナリンなどの血糖値を上げるためのホルモンが機能しにくいこともある
などと言った理由が背景にあります。
断食による低血糖の対策
基本的には、
と言うことなので、低血糖状態になってしまえば糖の補給をすれば症状もおさまりやすくなるので、
- ブドウ糖を10g程度摂取する
- スポーツドリンクやジュースを飲む
- 糖分の入ったコーヒーも効果的
チョコレートや飴などは吸収が遅いので、出来ればブドウ糖か、糖分を含んだ飲み物など液体が最適です!
断食(ファスティング)中は酵素ドリンクの摂取がオススメ!
ブドウ糖の摂取はもちろんですが、
断食中だと酵素ドリンクを準備している人も多いかと思うので、
あれば酵素ドリンクでも糖質が摂れて糖やその他の栄養補給にもなって低血糖症状も軽減されます。
プチ断食やダイエットで食事をするなら、低GI食品を意識した料理にする
低血糖によって頭痛などがしたりして緊急の場合はブドウ糖やジュース類、酵素ドリンクの摂取をし、
その後に食事をしたりして断食を一時的に中断するのが良いです。
しかし、低血糖にならないための対策としては、
- プチ断食
- 食事制限ダイエット
など、完全な断食でなければ、
食事内容は血糖値が高くなり過ぎないように『低GI食品』を使った食事を心がけるようにして、
インスリンによる急な血糖値の乱高下を防ぐことか、低血糖状態にならないための対策にもなります。
断食とダイエットと低血糖の対策まとめ
断食やダイエットでは『糖の不足』や『インスリンの過剰分泌』などによって軽めでも低血糖のような症状が起こる場合があるかもしれませんが、
なってしまったら中断して糖分の摂取、
なる前なら、低血糖にならないように食事内容や食べるタイミングを意識して、ダイエット中でも低血糖にならないように工夫する事も大切です。
と言うことで、簡単にですが、
ダイエットやプチ断食中は、
- ブドウ糖の準備(薬局に売ってます)
- 低GI食品を使った料理を食べる
- 過度な食事制限をしない(ダイエットなら維持カロリーより10%~20%少ない程度に抑える)
- 激しい運動はやり過ぎない
- 炭水化物も程よくしっかり食べる
- 酵素ドリンクもあれば用意しておく
と言うことがオススメです♪
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