ピラティスは姿勢の改善や痩せ効果、筋肉を程よくつけたり身体のラインを整え美しくしてくれるだけでなく、心も健康的になる効果があります。
では、なぜピラティスにはそんな効果があるのか?
それにはジョセフの哲学とも言える5つの原則と、
コントロロジーが時代を経て進化したピラティス、その進化した【ピラティスエクササイズの8つの法則】の実践が効果を高めてくれます。
効果を最大限に高めるための、ピラティス動作8つの法則について
ピラティスエクササイズをするうえで理解しておきたい大切な法則について。
ピラティスの効果についてはこちら↓
①呼吸
ジョセフは、
と言われるほどで、生きることだけでなく、エクササイズ中でも正しい呼吸を大切し、呼吸を整える事を重んじていた。
※ピラティスの呼吸法では、鼻からの完全な吸気と口からの完全な呼気を奨励しています。
コア(臍下丹田)の力を引き出し身体全体を安定させることで表層筋の余分な力みを減らし、精神力を高めてピラティスエクササイズに集中して行う事ができます。
②集中(コンセントレーション)
エクササイズだけでなく勉強などでも同じですが、何事も意識して集中しなければ意味を成しません。
集中する事で神経が促通され、普段できない動きができるようになります。
特にピラティスは細かい動きが多いエクササイズなだけに集中力は非常に重要となります。
効果をだすためには量より質!ながらピラティスで行う回数より、集中して行う質のほうが重要です!
そして、安全にエクササイズを行うためにも集中する事は大切です。
③コントロール
適当に見よう見まねで動かすのではなく、言われた事や自分の身体の声にしっかりと耳を傾け、
自分自身の意思、考え、思考によって心と身体をコントロールして動かすようにする事!
そうすることで脳と筋肉の神経伝達の働きがよくなり、健康的な身体に近づきやすくなります。
④中心(センタリング)
ピラティスでは中心を意識して感じる事で前後左右の身体のバランスを感じやすくなり、五感などの感覚能力が深まっていきます。
エクササイズを行う時は身体の中心から外側に向けて放射状に行うことで強くしなやかな動きができ、
そのセンター(中心)を安定させることで正確に身体が動いていくようになります。
⑤全身での動作
ピラティスエクササイズでは集中して身体全体の力を常に用いる事を大切とします。
身体を動かす時はメインの筋肉だけではなく、他にも個々の筋肉が互いに補助し合って動いていることから、どの筋肉もおろそかにすべきではない(適当に扱わない)という事が分かり、
身体全体の力が上手く使えるようになれば、少ない労力でも楽に身体を動かせるようになります。
⑥正確さ(プレシジョン)
エクササイズをして身体を変えていくためには正確な動作が必要となります。
正確な動作とは、インストラクションとして伝えられるエクササイズの動き1つ1つの詳細な部分の全てに注意をはらい、
自分自身の身体の動作に集中をしながら身体運動学に沿って正確に練習していくことが重要となります。
⑦バランスの取れた筋肉の発達
これはピラティスのように集中して身体を動かさず適当な、【ながら運動】などで鍛えた場合や、
特定の部位ばかりを過度に鍛えたりし過ぎることで身体のバランスが崩れてしまうと言う事です。
健康的な姿勢や適切な関節機能、優雅に流れるような動作にはバランスのとれた筋肉の発達や柔軟性が必要となります。
⑧リズム
ピラティスのエクササイズは人間が本来備わっている力を引き出すもので、
スムーズに流れるような動作をするためにバランスやストレッチ、リラクゼーションと言うものを重視しています。
※※※※※※このように、ピラティスエクササイズの動作には【8つの法則】があり、
これを意識的にとりいれて行うことでピラティスの効果が最大限に発揮され、自分自身をポジティブに変革させていくことができます。
追記、この8つの法則ほピラティスだけでなく、ヨガやその他のボディワークにも繋がるものであるため、運動を行う時はこの8つの法則を思い出して実践してみることをオススメします。
コメント